~ポケモン×野球~ 2回表・ポケモンの野球ゲームで打線組んだ by智故

ポケラバの先輩である智故さんの2016常盤祭での会誌記事を代理で上げています

1回表・ポケモンで打線組んだから順番に読んでいただくと良いかと思います。
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2回表 ポケモンの野球ゲームで打線組んだ

 この回ではポケモンの見た目や図鑑説明にこだわらず、ポケモンの野球ゲームができたと想定して打線を組もうと思う。某野球ゲームを参考に野球でのステータスを挙げると、以下のようになる。

投手 球速・コントロール・スタミナ・変化球
野手 弾道・ミート・パワー・走力・肩力・守備力・捕球

 これらのステータスを全ポケモンに設定するために、私は以下のように当てはめた。

HP:スタミナ
 
こうげき:パワー
ぼうぎょ:コントロール・守備力・捕球
 
とくこうミート
とくぼう球速・肩力
すばやさ走力

 コントロールは命中率に近い気もするが、命中率は全ポケモン共通なのでぼうぎょに入れた。弾道は一概にどちらが良いとも言えないので、特に設定はしない。ポケモンはわざを4つまでしか覚えられないので覚えられる球種もきっと4つで、変化量はわざの威力に依存しポケモンによる違いはないとするのが適切だろう。
 
 また、対戦を大きく左右する特性も野球に当てはめようと思う。野球で役に立ちそうな特性を検討してみた。

役に立ちそうな特性
かげふみ   打者の特性がかげふみの時投手は交代できないとすると、かげふみの打者を並べた打線はなかなか脅威である。ただし、もともと完投できる投手が相手の場合意味がない。

かそく    1ターンを1球とすると、1打席のみでも凄い速さが得られることになる。また、それを嫌がって相手投手も早めの勝負をしてくるようになるだろう。

かるわざ   持っている道具がなくなると、すばやさが倍になる。野球では打席に立つ時、バットという道具を持っているが、打った後は手放し走り始める。すなわち、野球の打席ではかるわざの発動条件を満たせるので、常に倍の走力で走れる。

きょううん  野球では、運を味方につけることが勝敗を大きく左右する。特性の効果はさておき、1匹くらいラッキーボーイ的な存在がいると流れを引き寄せやすい。

ダウンロード 相手の「ぼうぎょ」が「とくぼう」より低い場合は「こうげき」を、「とくぼう」の方が低い場合は「とくこう」を上げる。すなわち相手投手が球威で攻めるタイプならばパワーを上げ、コントロールで攻めるタイプならばバットコントロールで対応する。これは、理にかなっていると思う。

バトルスイッチ 対戦でもよく目にするこの特性、実は野球ではとてつもなく力を発揮する。何故なら、野球は攻撃の時には攻撃のみ行い、守備の時には守備のみ行うからである。

役に立ちそうで役に立たない特性
おやこあい   皆さんよくご存じ、対戦環境を大きく変化させたチート特性。「野球でも1球に2回スイングできるんだから強くね?」と思ったあなた、。(ハリさん風。マノンの手持ちではない。)確かに、おやこあいで親と子がそれぞれスイングすれば、バットに当たる確率は増える。しかし、子どものスイングの威力は親の半分である。子どものバットに当たっても凡退する可能性が高く、また親がボールと判断して見送っても子どもがスイングして空振りとなってしまってはかえって邪魔である。一方、投手として2球投げられたとしても、子どもの球は球威が半分で捉えやすいものとなってしまうだろう。おやこあいは野球では通用しない。

かわりもの   1回表と同じく自由にへんしんできるのならば強いのだが、目の前の相手(打席に立ったらおそらく相手投手)をコピーしても、あまり強くない。

フラワーギフト ひでりのポケモンと一緒に出れば大いに力を発揮しそうなのだが、5ターンが5球だとすると効果があまりにも短い。

ようりょくそ  フラワーギフトと同じ。

イメージ 3
▲手が無くても野球ができる例
 
 それでは、設定したステータスと役に立ちそうな特性を基に打線を組んでいこう。ちなみに、メガシンカは1匹までとし、ゲームの対戦で禁止されているポケモンは出場できないとする。
 
イメージ 1
1 ジュカイン 中 かるわざ
4 ギルガルド 捕 バトルスイッチ
6 ポリゴンZ 一 ダウンロード
7 トゲキッス 右 きょううん
 
先発ローテ
抑え ツボツボ
 
 まず、1番には特性かるわざで俊足のジュカインを置いた。バットコントロールの良いシャンデラでつなぎ、パワー・打率共に優れたアグノムギルガルドで帰す。5番にはメガ進化枠を使い破壊力のあるメガガブリアスを置いた。6番ポリゴンZはダウンロードで、7番トゲキッスはきょううんでそれぞれ攻める。メガ進化枠はメガバンギラスも考えたが、特性すなおこしで登場したとたんにコールドになってしまうので出られない。
 バトルスイッチのギルガルドは、ブレードフォルムでは高いパワー・ミートを、シールドフォルムでは高いコントロール・強肩を誇る。大谷選手のような二刀流も夢ではない・・・と思ったのだが、先発にしてはスタミナ不足であるため捕手にした。同じく守備が上手く肩の強いユクシーを8番遊撃手に据え、他の野手も守備力と肩を考えて各ポジションに置いた。
 先発ローテはレジ3匹を中心としたコントロール・球威それぞれに優れた投手陣。抑えのツボツボは、スタミナこそないもののそのコントロールと球威はポケモン球界一だ。
 
イメージ 2
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