ポケモンコマスター グラスジムカップ

4月19日から4月26日まで開催された通算6回目のジムイベント「グラスジムカップ」について書きます。今回は
・くさタイプのMP1・MP2のポケモンのMPがそれぞれ+1される。
・どくタイプのポケモンの白ワザ・金ワザのダメージがそれぞれ+20される。
という強化内容でした。

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結果は、
最高レート:2150
最終順位:449
で、今回もゴールドトロフィーを獲得できました。

今回は1試合に必要なエナジーがさらに40に増え、その分報酬は50勝までにしか設定されていませんでした。
勝数は55勝くらいだったと思います。












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このジムで最終的に使用していたデッキは、


ダブルチャンス・ダブルチャンス・
ハードルジャンプ・カウンターアタック
トロピカルエナジー

でした。



今回は久しぶりにランクルスを使わず、6体全てジムで強化されているポケモンを使うことができたので、また1体1体個別に解説したいと思います。

フシギバナ MP1→2

MP+1とダメージ+20の両方のジムの恩恵を受けたくさ・どくタイプのポケモンです。

フシギバナの強いところはデオキシスAと同じ130ダメージを出せるソーラービームですね。このジムでは150ダメージに上がり、ジムではMP2の超高火力ポケモンとなりました。
また、相手をねむり状態にする紫ワザのねむりごなも持っているので、相手としてはつるのムチ50→70を出すことに期待して殴りかかるのはとても危険になります。
ジムの1週間前に追加された特性「ケミカルかふん」は、フィールド上のどく状態のポケモンのMPを1つ減らす強力な特性です。味方を巻き込んだり、フシギバナ自身のねむりごなとの噛み合わせが悪かったりする欠点もあるものの、十分に強いですね。ドラピオンなどのMP1のポケモンに発動すると、MP移動ができなくなります。

攻めも守りも基本的には強いですが、ねむりごなが★1つのため、後述するビリジオンのタイフーンスラッシュを決められるとどうしようもないため、ゴールを守らせるときは単独だと危ないです。

ビリジオン MP2→3

特性ステップワークでひこうタイプ以外のポケモンを自在に飛び越えてMP移動する軽やかなポケモンが、MP3となってフィールドを駆け回りました。

強力な特性に加えて、技も全て強力です。
ノーチェインで101ダメージが出せるせいぎのつるぎは、相手のノーチェインサンダーなどに勝てる高火力(今の環境では中火力の気もしますが)の白ワザです。
基本的には40ダメージの白ワザであるくさむすびですが、相手が120ダメージ以上を出した場合は気絶させるという、デオキシスAやフシギバナなどに脅威を与えられる白ワザです。

そして何よりも強いのは紫ワザのタイフーンスラッシュで、★★でバトル相手と位置を入れ替える技なのですが、似た効果のぬめぬめかいひやねこだましと比べて圧倒的に強い点は選択効果であるということです。そのため、暴発させて包囲を狙うという対策ができず、防御技としても優秀になります。
つまりビリジオンは、相手ゴールを守っているポケモンに攻撃をしかけて、タイフーンスラッシュで直接ゴールを狙いに行けるのです。他の白ワザも比較的強いですし、ひこうタイプ以外なら自在にすりぬけていけるので、非常に強いポケモンです。

相手に使われてものすごく強かったので、私もマテリアル交換で入手し、デッキに入れました。

特性かくさんポイズンで、フィールド上のどく状態のポケモンを、どくどく状態と同じようにダメージを-40させることができます。
また、白ワザを出した時に倒されると相手をどく状態にすることができます。
そのため、クロバットは複数入れるのが前提になるかと思います。また、フシギバナとの相性は非常に良いです。
そしてミュウと同じ青ワザシャトルフリップを使うことができ、迂闊に殴るとエントリーや包囲を狙われかねない強さも持っています。

「気絶すると相手をどく状態にする」という効果ですが、状態異常を回復できる進化ポケモンには攻撃されて進化を許しやすいという弱点もあります。

ボクレー MP2→3

すりぬけの効果に加えて、バトルした相手のエスパータイプポケモンエナジーの効果の対象外とする効果も持った特性もりのいたずらを使えるポケモンです。
つまりコスモエナジー使用中のデオキシスに攻撃を仕掛けると、次からバトル↓デオキシスはコスモエナジーの対称にならなくなるということです。(大抵はディフェンスフォルムに効くことになるかと思いますが)

また、★★★で相手を混乱させる紫ワザあやしいひかりや、青ワザのまもるを使えるのも強力ですね。
このジムでは、強化版カゲボウズのような動きをするポケモンでした。


以下はプレートです。

いつも通りの汎用プレートですが、今回はビリジオンのタイフーンスラッシュでゴールを狙いにいくために重宝しました。

ハードルジャンプ コスト2

こちらも汎用プレートです。今回は主にビリジオンで相手のひこうタイプのポケモンを飛び越えるために使ったかと思います。

相手に自分の両エントリーを塞がれているときに、そのターン自分のポケモンのMPを1つ増やせるプレートです。
ビリジオンボクレーのすりぬけ効果と組み合わせて、ゴールを狙える体制になっておくことで、相手のエントリー圧迫を1ターン遅らせることができ、ベンチからポケモンを出して守りの状況をなんとかできます。
相手がカウンターアタックを見落としているときもよくあり、そのときは気持ち良い大逆転勝利、まさに「カウンターアタック」が決まります。

相手に使われて強いと感じたので(自分の見落としに絶叫しました)、あまり使いどころのなかったプラスパワーの替わりにラスト2日くらいで入れました。

トロピカルエナジー コスト1

自分のくさ・ひこう・むしタイプのポケモンの特殊状態を一度に回復し、さらにその3タイプのポケモンの相手の特性の、スピンをし直したりし直させたりする効果を無効化するエナジープレートです。
このプレートの登場のおかげで、相手のデオキシスランクルスにプレートと構築で
対抗できるようになり(レックウザメタグロスのようなピンメタポケモンではなく)、リーグマッチの環境はだいぶ面白いものになったと思います。

グラスジムカップでも、ときどきはデオキシスランクルスが見られるので、それらには完全なる対応策となります。
それ以外でもどく状態などの状態異常にするポケモンが多いため、回復プレートとしても結構優秀かと思います。





ちなみに最初の2・3日は、
という毒デッキを使っていました。
メノクラゲの火力は結構良かったのですが、相手ののボクレービリジオンのすりぬけ特性に対して圧迫され続け、しばらくレート1600台に留まっていました。
そのためビリジオンをマテリアル交換で手に入れ、前述のデッキに切り替えたところ、スムーズに勝てるようになりましたね。




冒頭でも言いましたが、久々にランクルスではなくジムで強化されるポケモンを使えて楽しかったですし、MP3が多くて1試合1試合がスピーディーでとても楽しかったです。(サイコネットしませんからね)


そしてジム終了の26日、ランクルスデオキシスA、コスモエナジーに下方修正が入り、上位でも多種多様なポケモンが入ったデッキで楽しめるような環境になりました。10月~11月のマニューラVSスタン(ホウオウルギアカメックスetc)、みたいなとても面白い環境がまた帰ってきた感じがします。
面白いポケモンコマスターで、これからも楽しんでいきたいと思います!!!!