2021年8月28日土曜日、私は日産スタジアムに向かいました。
日産スタジアムに行ったのは5月9日の神戸戦以来実に3か月ぶりでした。
オリンピック関連で使えなかった期間が長かったですからね。
2019年はラグビーワールドカップ、2021年はオリンピックの関連でしばらく使えなかった日産スタジアム。国際大会サイズのスタジアムをホームスタジアムとしているクラブならではの悩みです。
久々の日産スタジアム。新しい各種装飾。今日は(も)写真をたくさん撮りました。
各選手ののぼりにはケビン・マスカット新監督の姿も。
東ゲート側のスロープ横の大きなバナーです。
2019年得点王組のマルコス・ジュニオール選手と仲川輝人選手を両側に大きく写し、今シーズン大活躍の前田大然選手がセンターにいる構図です。
この日の席は、チケット争奪戦に敗れた結果7000円もするSB席にしてしまいました。まさか清水戦でのメインスタンドSA席よりバックスタンドのSB席の方が高いとは。ただど真ん中の席なのが素晴らしいので高いお金を払う価値があると感じました。
あとスタグルで買ったマラサダを写しました。アローラ!
加えてかき氷屋でマリノスOBの小椋祥平さんと記念撮影させていただきました。
さらに2011年8月4日に松田直樹さんが亡くなってから10周忌直近のホームゲームだったので、松田直樹さんの記念展示が行われていました。松田直樹さんが亡くなってからマリノスの永久欠番として、毎年松田直樹さんの3番のユニフォームが作られ続けていたのでそれが展示された形ですね。
2010年末に契約満了となりマリノスを退団した松田直樹さん。あの時のマリノスのフロントの行いは今でも尾を引いて物議の種となっています。だからこそ今のマリノスのフロントは変わり、選手を大切に思う方針になっています。そして松田直樹さんを忘れないため、AEDを普及させるための活動をマリノスが続けているのは、かつて功労者であった松田直樹さんをぞんざいに扱って退団させてしまった当時のフロントの行いに対する贖罪の想いもあると私は思っています。今後もマリノスが松田直樹さんと共にあることを願います。
さて、ウォーミングアップの写真です。フィールドプレーヤーのウォーミングアップ開始直後のアジリティメニューが目の前で行われていて、じっくり見ていました。
また、ゴール裏にいるときはシュート練習ばかり見てしまいがちですが、今日はハーフウェイラインで行われているセンターバック陣やボランチ陣の様子を見ていました。特にクロスから合わせるシュート練習の際にボランチが両サイドのクロッサーにボールを供給するパスが見どころでしたね。
この日は久しぶりにトリコロールギャラクシーも開催されました。(今シーズンラストですかね?)バックスタンドから見るゴール裏のサイリウム、美しいです。
選手紹介映像では、ケヴィン・マスカット監督が動画になっていたり、冒頭に宮市亮選手が登場していたりと、新加入選手・監督の追加撮影が行われていたことがわかりました。しかし杉本健勇選手は撮影に参加できなかったようで静止画のままでした。(今思えば新型コロナウイルスに感染していた選手が杉本選手だったのかもしれません。)あんなに顔がかっこよくて人気の選手が静止画のままでムービーにも登場しないのはもったいないので、是非とも後日に撮影の機会を設けてほしいものです。
メインスタンド側の屋根から放たれる2本の光線をバックスタンドから見るのも美しい光景でした。
試合開始前にはJ1通算300試合出場を達成した水沼宏太選手のセレモニーが行われました。そのプレゼンターはなんとお父様の水沼貴史さん。水沼親子のツーショットを日産スタジアムで生で見られるとは、感動してしまいました。
試合は前半15分、沖選手のロングボールに対応しようとしたマリノスの和田選手と畠中選手がごっつんこしてしまって土居選手にボールが通ってしまった瞬間でもうと数的不利の状況になってしまいました。荒木選手に頭で決められて先制を許します。
その後スルーパスに抜け出した上田選手に決められて2点差とされますが、失点したことよりも上田選手を追いかけていた畠中選手が突然嫌な崩れ落ち方をしたのが心配でした。この怪我で畠中選手は全治6ヶ月見込みの長期離脱となってしまいました。焦らず直してほしいですね。
後半、替わって入った水沼選手や杉本選手を中心にチャンスを作ったマリノスですが、決定機とまで言える場面は少なく、水沼宏太選手の決定的なシュートも沖選手に阻まれてしまいました。
試合終了。0-2。今シーズンのリーグ戦で初めてホームで敗れました。またリーグ戦14試合ぶりの敗戦です。
バックスタンドに挨拶に来たマリノスの選手たち。
スタジアム付近にちょっと長居したのでのぼりなどを片付けたあとの東ゲート前広場を見ることができました。美しいライトアップですね。