第24節 横浜F・マリノス VS 大分トリニータ

2021年8月15日日曜日、この日が夏休み最終日だった私はニッパツ三ツ沢球技場に向かいました。3日前の名古屋戦とほとんど同じ席で、また雨模様でポンチョという環境でした。

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雨は名古屋戦の日よりしっかり降っていたため、スタグルを食べることは断念しました。

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ウォーミングアップ開始前にゴール裏に挨拶するマリノスフィールドプレーヤーたち。

試合前のコイントスで攻撃方向が入れ替わることになりました。三ツ沢公園は丘のてっぺんに位置するため新横浜公園よりも風の影響を受けやすい立地なので風向きに合わせて攻撃方向を変えることはよくあるのですが、この日はそこまで風は強くなく、理由は別のところにあるのだろうと思いました。
私の予想ですが、コイントスでピッチサイドを選ぶ権利は大分が得て変更したと思っています。その理由はピッチのコンディションだと思われます。この日はセンターサークルからビジターサイド寄りの中央部分の芝が荒れていました。そのマリノスがビルドアップをする上で重要な最終ライン~ボランチの高さにあったため、そこを前半のうちにマリノスにぶつけてマリノスのビルドアップを狂わせる目的があって大分がコートチェンジを行ったと私は予想しています。実際、序盤にマリノスがまさにその芝が荒れていたゾーンで後方でのパス回しを行った際、パスにずれが生じて大分の選手に奪われ、ピンチを迎えた場面がありました。

そのようなピンチを凌いで30分、岩田選手の短いスルーパスに仲川選手が右からえぐるような抜け出しを見せ中にグラウンダークロス、それを前田大然選手が確実にゴールに流し込みマリノスが先制します。横からえぐってラストパスを出しフィニッシュはゴールに流し込むだけという状況を作り出す、これぞマリノスというゴールでしたね。

その8分後には高精度キッカーの下田北斗選手のCKから伊佐選手に同点ゴールを許しますが、前半アディショナルタイムでした。ゴールキックを前田大然選手が頭で大きく跳ね返し、それが相手DFに当たってルーズになったところをレオセアラ選手が追いかけてループシュート。これが決まり前半のうちにマリノスが勝ち越しました。

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そして後半へ。

55分。扇原選手のスルーパスに前田大然選手が左から抜け出して中のレオセアラ選手にパス、これを確実に決めて2点差とします。先制点に引き続き再びこれぞマリノスというゴールでしたね。

その後選手交代を経て前田大然選手がセンターフォワードの位置に入ります。ここで75分、水沼宏太選手が前線に浮き球のパス。これを抜け出した前田大然選手が受けてここからなんとループシュートを放ちます。これが美しく決まり3点差とします。

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さらにさらに83分。後方から松原選手が左ウイングに入ったエウベル選手にロングフィード。これを胸トラップで残してドリブルで前進したエウベル選手がゴールラインギリギリでちょい浮かせクロス。これを前田大然選手が頭で合わせて5点目を撮りました。前田大然選手はこれでハットトリック達成です。

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前半は僅差の鍔迫り合いでしたが、終わってみれば5-1とマリノスの圧勝でした。

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サポーターに挨拶する選手たち。

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三ツ沢連戦、連勝です!