洞窟のような場所で何かを企てている武装集団の様子が映し出され、リーダーの
名はカゲトモという模様。いつになく不気味な雰囲気のアバンでした。
旅の途中、お昼休憩をとっていたサトシたちのもとに、サンペイとゲッコウガが
現れました。前回の登場が去年の12月11日の回だったのでほぼ1年ぶりの再登場です。サンペイは故郷である忍者村での村祭りに参加するために、旅から里帰り
してきた模様。それにサトシたちはついていくこととなりました。
入口で「山」と聞かれて「川」と返す、典型的な忍者同士の味方の確認方法を経て、
忍者村に入った一行。日本風でのどかな風景に割と多くの人々が住んでいるよう
忍者村に入った一行。日本風でのどかな風景に割と多くの人々が住んでいるよう
ですね。しかし、フランスをモデルとした純和風の忍者村が存在することは結構
のでしょうか?そういえば去年の映画に出てきたニンジャ・ライオットも忍者盗賊
でしたが、彼は目の色をはじめとするビジュアルからして、フランスに結構いる
日本好き・忍者好きのような感じがするので、独自に修業していそうですがね。
サンペイは以前の話から名前の出ていた2人の兄、イッペイ・ニヘイ、さらには
忍の頭領であるハンゾーと、実は100歳のくノ一であるシノブさんと再会します。
ここで旅をしてきたサンペイの成長を計るために、サンペイのゲッコウガと
結果はフシギバナの勝利。最終進化系同士の迫力のバトルでした。
その後、サンペイの部屋を訪れたサトシたち。一見普通の和室ですが、
床には抜け穴が隠されているという、忍者屋敷らしさが垣間見えていましたね。
その穴がつながっていたのは里の英雄であるゲッコウガが祀られている祠。
しかし事態は急転、ロケット団の急襲……と重ねて襲撃してきた忍者軍団。
頭領のハンゾーはさらわれ、里は攻撃を受けます。
言われていたのですよね。これには懐かしさと面白さが満点でした。
思います。NARUTOでいう水遁のような。(実際の水遁は水に潜って身を隠す術
だったような) でも火遁の術を使えそうなバオッキーは全くいませんでしたね。(笑)
そんな感じでこの話の前半が終わりました。ここの演出がBWのタイトルコールからのハーモニーカットだったのはベスウイ感マックスで懐かしかったです。
話はそんな感じでした。
ここからは、この前編での忍の里の人物それぞれについてコメントします。
まずは頭領であるハンゾー。高齢さとビジュアル、さらには調子に乗ったがために
体調が悪いことをばらしてしまうことからして、なんとなく土影のオオノキっぽさが
溢れていました。(笑) さらにBパートでは、頭領の証を丁寧に磨きつつ
「こんなのはただのお飾りにすぎん」と言ったシーンがあり、似た感じのやりとりが
オオノキが回想した先代土影とのシーンを思い出させましたね。
次にくノ一のシノブ。若そうに見えて実は100歳という、綱手の究極系みたいな感じ
ハンゾーとは夫婦というわけではないのですかね。敵襲時には、サトシを追おうとするセレナを止めるなどして、熟練のくノ一らしさを見せていましたね。
そしてサンペイの兄で次期頭領と決まった長男のイッペイ兄さん。
ビジュアルをしたイッペイ兄さんですが、性格としては「頭領!」って感じのタイプ
ではなく、結構優しめな印象を受けます。私がそう感じてしまうのは、落ちてきた
ユリーカをキャッチしてあげたことや、さらにはかつての戦いが起こった理由を
聞かれたときの「さぁね~。」という返しを含めたサトシたちに対する優しい口調が
理由ですかね。さらにいうと、イッペイ兄さんの声優は鈴木達央さんで、鈴木さん
ボイスでこの感じと来ると、Free!の真琴を連想させてしまい、さらに優しそうな
印象を受けてしまうのですよね……。
しましたが、彼だけはフシギダネをパートナーとしています。それは、タイプ相性
からして、「兄に勝ちたい」という思いが強かったからなのかもしれませんね。
私はこの前編を見た段階では、「フレア団に関係なくこんな物騒な集団が
アニポケに登場するのは考えにくい。だからこれはハンゾーが新しい頭領となる
イッペイを試すために仕込んだことだ。」と予想していましたが……。
里の見張りを倒していた描写が殺したような感じに見え、非常に物騒でした。
2話にわたるシリアスな事件、という結構私が好きな展開なのに加えて、
忍者村のキャラクターたちを非常に気にいってしまい、
XYの中でも相当好きな回の1つとなるかと思います。
最後にCパートは「ポケラブTV」(2回目)
ケロマツのケロムースについて紹介していました。ここで
「※ケロムースは【わざ】ではありません。」と出ていたのは面白かったですね。
オリジナルアニメーションでは、ケロムースをサンタの髪と鬚と見なした
ケロマツサンタの姿が描かれていました。