ルヴァン杯第1節 横浜F・マリノス VS FC東京

2018年3月7日、三寒四温の3月での寒い日、前後の日では雨模様でしたが、この日だけは雨が降らなくてよかったです。
というわけでニッパツ三ツ沢球技場で、今シーズンの私のスタジアム観戦その1を迎えました。日産スタジアムが改装工事中なので、水曜ルヴァンでホーム開幕を迎えるという珍しい日程ですね。

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対戦相手はFC東京。水曜ルヴァンとはいえ、FC東京との試合をニッパツで開催するのもあまりないことですよね。

私は今年のプレイヤーズTシャツを25 ユン・イルロクで買うと決めていました。しかしさすがにニッパツでは売ってなくてトリワン行かないと買えないかなぁ、と思っていたのですが、なんとコンコース内のお店で売ってました。IL-LOK YUN!!! 勇蔵さん、喜田くん、扇原くん、ウーゴ、マチさん、大津くん、渓太、天純、ボンバーさん、あたりの選ばれしメンバーに入っていましたね。さすが韓国代表のアタッカーです。

今年のマリノスのウォーミングアップを見て気になったのが、キーパーのウォーミングアップで、控えGKの杉本くんは今までだと別の場所でマーカーコーンを置いてゴール替わりにして練習していたのですが、この日は飯倉さんにシュートを撃ったりロングボールを受けたりとアシスタント側になっていましたね。

新しい選手紹介や民衆の歌もじっくり見ました。やっぱりマリノスの映像編集技術はJトップクラスにかっこいいですね。
今年は選手紹介前に選手全員を映し出す演出が良いのと、やっぱり最後のボンバーヘッドがものすごくかっこいいです。
民衆の歌では、レジェンド枠にマルキーニョス(2013)が追加されていましたね。ラストのシーンでは、センターのボンバーさんの両側に大津くんとウーゴを置いていました。大津くんは新加入とはいえ、さすがに大物ですよね。


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そしてキックオフです!
まず、前半15分までに決定機か2-3くらいあるという怒涛の展開が訪れます。
試合開始直後にバックパスをかっさらわれてバー直撃のシュートを食らうなど、ピンチの連続でした。それをマリノスはなんとか耐え、前半4分、バブンスキーのボールキープから左サイドの渓太へ展開、その渓太がカットインして強烈なシュート!これには林彰洋も弾くことしかできず、そのこぼれ球をイッペイシノヅカが押し込んでいきなり先制します!
その直後、勇蔵さんにアクシデントがあり、金井くんと交代します。その後も自陣でボールを奪われて大ピンチを迎えたり、ウーゴに決定機が訪れるもののループシュートが枠を外れてしまったり、濃すぎる15分でした。

その後は、15分までほどの濃さはないものの、横浜VS東京らしからぬ両チーム攻撃的な展開をしていきます。
このままスコアは動かずに1-0でマリノスの勝利となり、結局は横浜VS東京いつも通りの1-0スコアになりましたが、内容は全然いつも通りではなかったですね。これはこれでとても面白かったです。
そして今シーズンのチーム初勝利、ホーム初戦で勝利を飾りました。嬉しいですね。
渓太やイッペイといった、若きアタッカーが活躍したのが素晴らしかったです。あと、ミロシュ&金井の急造CBコンビも結構よかったですね。金井くんは本来サイドバック
の選手ですが、「身長の無いセンターバック」(今野泰幸など)らしい動きを見せていたかと思います。




最後にちょっと問題提起をします。

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写真真ん中に映っているFC東京15番の久保建英くん、まだ16歳なのにJ1チーム同士のルヴァン杯でフル出場をしました。すごいですね。すごいのはわかるんですけど、彼を持ち上げまくるメディアの姿勢がものすごく気に食わないです。
テレビニュースのスポーツコーナーはもちろん、自称サッカー雑誌のサッカーダイジェストの記事まで、この試合で勝ったのはマリノスなのに久保建英くんのことばかりピックアップをしていました。このように、日本のメディアが注目選手や代表選手を持ち上げる報道しかできないので、J2J3を含めたJリーグ全体、さらにはスポーツ全体の面白さが一般人に全く伝わらないのだよなぁ、と感じました。こんな報道を受けたら、一般人は注目選手以外には価値がないものと思ってしまいます。
また、久保建英くんも過度な期待をメディアのせいでされて潰れる危険性があり、さらに久保建英くんの同世代の有力株は全く注目されずに消えていってしまう可能性が強いという、日本サッカーの未来にとって非常に危険な状態になっていると思うのです。また、自分のチームの勝利を差し置いて報道される久保建英くんに、少しの嫌悪感も感じてしまっている私がいて、メディアのせいで嫌われるのもかわいそうです。
ついでに久保建英くんは技術はもちろんとても上手いですし、体の使い方も上手いですが、肝心の体そのものは16歳なのでまだ未完成です。だからまだJ1フル出場は早すぎたのではないかと思います。(早すぎたということがこの試合で分かってもらえれば良いのですが) 身体づくりは体の成長のピークを迎えるまで「焦ってはいけないことですし。(一線で戦えていないのに一線級みたいな報道の仕方はやめてほしいですよね。若いけど実際にトップレベルで戦えている藤井聡太くんとかとは話が違います。)
これから、これからの久保建英くんが、メディアに過度に報道されるがために肉体的にも精神的にも潰れていかないことを願っています。(まずは日本から離れた方が良いと思います。サッカー環境は悪くないと思いますが、メディアが酷いので)