2020年12月6日日曜日、私は小田急線鶴川駅から直行バスで町田市立野津田公園にある町田GIONスタジアムに向かいました。
この日の目的はFC町田ゼルビアと東京ヴェルディの試合「東京クラシック」で、招待券を貰えるチャンスがあったため、すかさず行くことにした私なのでした。そんな2020シーズンのスタジアム観戦その21でした。浦和戦が今年の最後かと思っていましたがもう1試合追加となりましたね。
野津田に行ったのは人生初でした。(そもそもFC町田ゼルビアというクラブを生で見るのも人生初です。)
駅からはバスで15分ほど。「野津田はアクセスが最悪」と聞いていた割には行きやすいと感じましたね。私の愛する熊谷スポーツ文化公園陸上競技場よりマシなのかな、と思いました。
陸上競技場なのでピッチは遠めです。
メインスタンドは層状の構造になっていました。
バックスタンドは改装中でした。屋根がしっかり完備されていて結構良いバクスタになりそうですね。
両チームのメンバーを見ると、町田のスタメンにはマリノスからレンタル移籍中の吉尾海夏選手、ベンチには秋元陽太選手がいました。さらにヴェルディの方は、スタメンに端戸仁選手、ベンチに佐藤優平選手がいて、マリノスユースからマリノスに昇格した選手がたくさん見られてよかったです。2014年~2015年に私が推してた奈良輪雄太選手(彼もマリノスユース出身)がメンバー外だったのは残念でしたが。
さて、試合です。
前半は町田ゼルビアに多くのチャンスがあったと感じました。しかしヴェルディのGKマテウス選手が落ち着いたセービングを見せ、スコアレスで折り返しました。
後半の序盤は一転してヴェルディが前がかりになります。しかし町田の平戸太貴選手が抜け出した所をマテウス選手がPA内で倒してしまい、町田がPKを獲得します。それを平戸選手が自ら落ち着いて決めて町田が先制しました。
そしてこのゴールがそのまま決勝点となり、1-0でFC町田ゼルビアが勝利しました。
マリノスユース出身の選手たちについてコメントします。
町田の吉尾海夏選手は右サイドハーフでプレイし、積極的にゲームメイクをしていました。セットプレーのキッカーも務めていましたね。
ヴェルディの端戸仁選手は前線でプレイしていましたが、チャンスを作り出すことはできませんでした。
ヴェルディの佐藤優平選手は後半半ばから左サイドハーフとして出場しました。端戸仁選手にスルーパスを出したものの息が合わずに流れてしまったシーンは残念でした。
町田ベンチの秋元陽太選手は試合終了後のピッチでコーチと練習をしている光景が印象的でした。
そういえば試合開始前のウォーミングアップではGK陣が室内でもできそうなコーディネーションから始めていたり、ヴェルディの出番がなかったor短かったベンチメンバーも試合後のピッチ脇の小さな芝生で練習していたのを見るに、このスタジアムにはウォーミングアップ用の室内設備が整っていないようですね。
以上、今季2度目のJ2中立観戦でした。ゆったりとサッカーを楽しめてよかったのと、野津田というスタジアムに初めて訪れることができてよかったと感じました。