忍法対決! ゲコガシラ対ガメノテス!! ~忍者のシリアスさだけではなく~

3日遅れてようやく見ました。

サンペイが再登場ってことで、
サブキャラの再登場にこの上なく興奮する私にとってとても楽しみな回でした。
 

川を流されてくるサンペイとゲッコウガで始まる、というのはとても衝撃的でしたね。
 
その後、サンペイを襲った仮面の忍者が登場。
その声とガメノテスのぐるぐるした登場の感じがもう……
NARUTOのキバの「牙通牙!」を思い出させますね。
(ん?1つだから「牙狼牙」? いや、そもそもガメノテスは犬じゃないし。)
声優はやっぱり、犬塚キバと同じ鳥海浩輔さんでした。
サンペイに任務を命じた上級忍者・サンゾーは、その仮面の忍者と同じ声……。
これは、任務に見せかけた修業なのかな?と思ったら、案の定そうでしたね。ただ、
予想しやすい展開になってしまったとはいえこの回はかなりインパクトがありました
 
 
 
 
まずは、ロケット団
シトロンの発明が爆発するというお決まりの展開の被害を、サトシたちではなく
ロケット団が受けることになりましたねw これには驚きました。
偽物と気付かず決め台詞を言おうとするムサシとコジロウと、
偽物だと気が付いて2人を止めようとするニャースソーナンスの掛け合いは
なんだかとっても可愛らしかったですね。(笑)
 
サンペイ&サトシとサンゾーの戦いに乱入したときの決め台詞は、
台詞の量が尺に対して多いこと多いこと。コジロウが特にとてつもなく早口でした。
……これはさすがの三木さんでも演じるのが大変だったのではないでしょうか? w
そして、崖を滑り降りる運動神経はさすがだなぁと思いました。
あと、ニャースソーナンスが自ら戦いに出るのは結構好きなんですよね私。
 
 

次に、細部。
 
印を結んでえんまくを撃つゲッコウガ。まさに忍者。
 
洞窟の中の坂を滑り降りるユリーカを、抱きかかえて助けるゲッコウガ
なんだか可愛かったです。紳士な忍者、ゲッコウガ。です。
 
ケロマツゲコガシラに進化したシーンの後、ピカチュウの顔の泥を拭き取って
あげている姿が描かれましたね。
ゲッコウガもサンペイも細かいところで気が利きますね……!
 
ゲッコウガというポケモンは、サンペイよりほんの少し大きいくらいの、
ほぼ人型のポケモン。なので、人間らしさも出てくるのですかね……?
コルニとルカリオを見て以来、人型のポケモンを見ると、いつもそんなことを
考えてしまう私なんですよね……。
 
あと、サンゾーの「屋敷へと向かうがよい」という台詞を聞いたサトシが、
「罠かもしれない」とサンペイの行ったのは意外に冷静だなぁ、と思いましたね。
その場にもう1人、熱い人がいれば、サトシは実は冷静になることもできる、
と、私が考えるのは……「ゴーゴーゴーゴート!」の影響ですかね。
(詳しくはそのサブタイトルでブログ内検索を。)
 
 
 
そして今回のメインポイントへ。
今回は、シリアスそうな話の中に、ロケット団の口上や、爆発時の絵など、
所々コミカルなものを挟んできました。
シリアスさだけにすればよかったのに、と一瞬言いたくなりましたが、
よく考えたら、カロス地方の冒険からはちょっとかけ離れた存在である
「忍者」というもので完全にシリアスな話にしてしまうと、
それはもはやNARUTOの1時間SPになってしまいますからね……。
というわけで、ちょっと面白おかしい部分を含んで世界観のズレを無くしつつ、
サトシとサンペイの友情、そしてゲコガシラゲッコウガというポケモンたちを
描いた、良い話になったのだと思います。
 
夕日に照らされての戦いの絵は、色合いがまさに「夕暮れ」って感じで、
とても印象深かったです。
ケロマツゲコガシラに進化した時のBGMは、やっぱり「V」。
Vのサビの押していく感じが、
進化して新たな力を発揮するという感じにぴったりなのだと感じます。
 
 
 
そしてラストは、サトシの「やろうぜ」という台詞から、
ゲコガシラゲッコウガのバトルへ
それにしてもサンペイは、「サトシのライバル」という扱いですが、
忍者修行の旅の傍らで、ジムに挑戦していたりしてるのですかね……。
気になります。カロスリーグでのサトシのライバルが、そこで突然出てきた人だけ
とかは避けてほしいというのが私の願いです……。再登場に萌えたいのです。
 
 
今回の脚本は、藤田さんでした。
藤田さんって……こんなにチャレンジする人でしたっけ?
今までの各話リストを見直さなくてはなりませんね。