カロスリーグ優勝!サトシ頂上決戦!! ~2人の激闘の決着~

XY第131話(第135話) XY&Z第38話 2016年8月18日放送
カロスリーグ優勝!サトシ頂上決戦!!
タイトル画面:サトシ  タイトル読み:サトシ 



前回の続きから。10まんボルトリザードンにダメージを与えますが、
ここまでのダメージもあって劣勢に立たされます。
しかしアイアンテールで砂を巻きあげて防御したりと、
アランも認めるサトシとピカチュウらしい方法で強いハートを見せます。
そしてアイアンテールとドラゴンクローのぶつかり合いをリザードンが制して
ついにピカチュウは戦闘不能になります。両者残り2体に。
このアバンでのBGMはどこかで聞いたことあるなぁ、と思ったら
神速のゲノセクトの終盤のBGMである「救助」ですかね。
緊迫していて必死な状況をあらわす、良いBGMです。



右手を左側に持ってきてから体を大きく捻ってサトシが繰り出したのはヌメルゴン
対するアランは2度目のキリキザンを繰り出します。
ヌメルゴンはまずあまごいをして、自分の戦いやすいフィールドを作りだしました。
サトシ「受け止めろ」→「投げつけろ」→りゅうのはどうきあいだま
と、スピーディーな攻防が繰り広げられます。
ここのところは、キリキザンアイアンヘッドとか、「受け止めろ!」って指示
とか、どうもラングレーちゃんを感じさせる台詞が多くて興奮する私でした。(笑)
その後ヌメルゴンはがまんを発動、キリキザンの猛攻を耐えつつ、
がまんでキリキザンに大ダメージを与えます。しかしキリキザンはこれを耐え、
ハサミギロチンでりゅうのはどうを押し切り、再びいちげきひっさつを決めます。
この赤と黒で表現されたハサミギロチンは、とてもホラーでクールでしたね。



オーソドックスなオーバースローで繰り出されたのはサトシのラスト、ゲッコウガ
ゲッコウガかげぶんしんからのみずしゅりけんで素早くキリキザンを倒しました。
キリキザンにはここまでのダメージがあったのに加えて、あまごいによって
みずしゅりけんのダメージが上がったのもあり、一瞬の決着でしたね。



アランとリザードンも待ちに待っていたこのバトルがついに始まります。
いあいぎりでリザードンにダメージを与えた直後に雨が上がります。
ここでサトシのモノローグが入り、ゲッコウガはサトシゲッコウガにパワーアップ。
そしてアランのモノローグも入り、リザードンメガシンカします。

ここからBパートです。
映画バージョンのXY&Zインストが流れて更なる激闘が開幕します。
この曲は映画サントラによると「サトシゲッコウガ参上!」という曲のようですね。
ここからはリザードンの青いかえんほうしゃも、ゲッコウガの巨大水手裏剣も、
桁違いのパワー。たくさんの技の応酬が非常に激しく描かれ、
とても見応えがありましたね。ここでリザードンはほのおタイプの最強クラスの技、
ブラストバーンを繰り出します。ブラストバーンはアニメでは地面からたくさんの
炎が噴き出すような技となっています。これに対してサトシはゲッコウガに、
みずしゅりけんを地面に突き刺してブラストバーンを止めるように指示。
ここもサトシらしい柔軟なアイデアから生まれた対応でしたね。

そして幻想的な背景と合わせて、アラン、サトシの順番でそれぞれの想いを
ノローグで述べ合います。マノンのためにも最強を目指すアラン、
強い相手と戦えて満足するサトシ。ついに最後の激突へ。
かみなりパンチとみずしゅりけんのぶつかり合いを経て、
リザードンのフルパワーのブラストバーン
ゲッコウガの金色が混ざったみずしゅりけん、
両者の全力の激突は、ブラストバーンが一瞬先にゲッコウガに達したようです。
リザードンもギリギリでしたが、ゲッコウガが倒れ、戦闘不能に。
カロスリーグはアランの優勝で幕を閉じました。





というわけで、カロスリーグは無事、決勝戦まで開催することができ、
熱い戦いを見ることができて本当によかったです。

XY本編と最強メガシンカ、それぞれの主人公が交差し、決戦を迎える。
主人公VS主人公の最強の戦い、それは素晴らしいものでした。

サトシは真っ過ぐにポケモンたちとの絆を深め、
たくさんの仲間やライバルたちに支えられ、ここまでやってきました
大会中、ずっと自分を信じてひたむきに応援してくれていたセレナ、
自分に憧れ、一度は超えられるところまで行ったショータ、
今までずっと相棒だったピカチュウ
そしてカロスで出会い、最高のキズナを得たゲッコウガ、などなど、
数え切れないほどのものに支えられて、決勝戦という誰も知らない高みまで
やってきました。ロケット団が「ジャリボーイを俺たちが鍛えた」と言っていたのも
この1つに含まれる「支え」ですね。
勝戦に敗れた後も、ゲッコウガピカチュウを称え、仲間に囲まれ、
勝ち負けを越えて満足したような言動を見せていましたね。

対するアランは、フラダリと出会い、リザードンと「最強」を求めて、
ここまでやってきました。その途中でサトシにカロスリーグを紹介され、
コルニを含むジムリーダー8人をあっという間に倒し、この大会に参加したのです。
高みを、強さを求めたバトルを積み重ねたアランにとって、カロスリーグは「最強」に
近づくための重要なバトルとなると感じていたのもあるのでしょう。
そして自ら「戦いたい相手」と認めた、ゲッコウガとのキズナの力を見せるトレーナー
サトシとの決勝戦が叶い、純粋にバトルを楽しむことができたのでしょうね。
そしてアランには、途中から「最強」を目指す新たな理由ができました。
それはマノンという存在です。ハリさんの快復はそのままマノンの笑顔を意味し、
マノンの笑顔のために「最強」を目指すという気持ちが、負けられない理由を作り、
さらにアランを強くしているのですよね。優勝も納得の結果です。
逆に決勝戦を上から見ていたマノンも、バトル中のアランの笑顔に安心したり、
優勝を心から祝ったり、アラン側のヒロインとして、とても重要な気持ちを
見せていましたよね。



しかしここから、フラダリ率いるフレア団の真の企みが動き出します。

プリズムタワーを占拠したクセロシキたちがZ2を利用し怒らせ、作戦を開始します。
このような動きがあることをアランがどのくらい知っていたのかはわかりませんが、
バトル中に少し見せた、「このバトルだけは」という想いから少なくとも、もうじき
何かしらの大きな出来事が起こってしまうというとも予感はしていたでしょうね。
オープニングで見られるとおり、望まない形でのアランVSサトシが実現してしまう
のか、そしてフラダリの目的とは、これからの緊迫した戦いが非常に楽しみですね。

ラダリさんの真意は割とゲームのものに近そうな感じはしますよね。
しかしゲームと大きく違うところは、ミアレシティで事が起こっているということ。
そしてジガルデが大きく絡んできているということです。
しかしジガルデの力は最終兵器というより生の力のイメージが強いですし、
もしかしたらアニメ本編にまだ出ていないイベルタルが最終兵器として登場する
のかもしれませんよね。後はActⅢでフラダリラボが回収した、レックウザの巨石
どのように絡んでくるのかも気になります。
そしてミアレシティということで、プラターヌ博士、リモーネパパ、シトロイドなどの
活躍も見られそうですね。あとはその場にチャンピオンのカルネさんもいますし、
カロスの未来を大きく左右する総力戦になるでしょうね。
XYシリーズもあと2か月ちょっと、最後まで目が離せません!!