ウイリーで加速(マリオカートWii) その理由は?

 
マリオカートWiiのバイクでは、ウイリーができますよね。
ウイリーをすると、曲がりにくくなって他プレイヤーにぶつかられると、
かなり失速してしまいますが、直線でのスピードが非常に上がり、
タイムアタックでは必須のテクニックとなりました。
(世界戦でも必須ですかね。)
 
 
しかし、ウイリーで加速するということは、
他プレイヤーの真後ろを走り続けると起こるスリップストリーム(DS以降)のように
現実世界で起こる現象に基づいているのかどうか気になっていました。
 
そんな疑問は、マリオカートWii発売から5年が経った今日に解決しました。
 
 
塾での物理の授業で、
2005年の東北大学の入試から抜粋された問題の解説を受けていました。
 
その問題は、自転車に関してのもので、その中には、
加速度をどんどん大きくしていくと前輪が浮き上がった。
という記述がありました。
これに関して色々と値を求めたのですが、
ここで気がつきました。
 
ウイリーをするから加速できるのではなく、
加速するからウイリー状態になってしまうのだ。
 
そういうことだったのか……。納得しました。
 
つまり、マリオカートWiiでのバイクは、
スピードを極端に上げることはできるが、
そうすると制御の難しいウイリー状態になってしまう
と、とらえられますね。
 
今まで思っていた「ウイリーをすると加速する」ということとは順序が逆でしたね。
 
ちなみに、前輪が浮いてしまう理由としては慣性力の関係だそうです。