なでしこリーグカップ2部 第4節 ニッパツ横浜FCシーガルズ VS オルカ鴨川FC

2019年6月1日、私はニッパツ三ツ沢球技場に向かいました。5月は日程の関係で1度もマリノスの試合をスタジアムで見ることができず、なんとスタジアム観戦が2回連続でなでしこになるという事態が発生しました。そんな2019シーズンのスタジアム観戦その13です。

この試合はなでしこリーグカップ2部の試合でした。この大会は

10チームを2つのグループに分け、5チームの2回戦総当たり「予選リーグ」を行う。予選リーグのグループは、地域性を考慮し、A・Bの2つのグループに分ける。 

予選リーグの各グループ1位の2チームで決勝を行う。

日程・結果 | 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト | なでしこリーグ 

という大会形式のようです。グループが東西(関東と静岡以西)に分かれているのは、遠征費削減のために重要な項目ですよね。

 

ニッパツ横浜FCシーガルズは上津原千賀選手が右サイドハーフでスタメンだったので、前半にすぐ近くで上津原選手を見られる場所、すなわちメインスタンドど真ん中に座りました。そんな位置でも無料で見られるなでしこ2部、オススメです。

f:id:asumiyareia:20190604191256j:plain

ボールを要求する上津原千賀選手

f:id:asumiyareia:20190604191237j:plain

マークにつく上津原千賀選手

上津原千賀選手は77分までプレイしていました。
プレイスタイルはいつも通りで、右サイドハーフの位置もしくはインサイドの選手が右に流れてきたときはボランチの一角に入れ替わりで入るという動きが基本でした。ボールを持つと積極的に裏に抜けるパスを出していました。
この試合の上津原千賀選手の中で特に良かったプレイは守備面で、相手に体を上手くぶつけてデュエルでボールを奪取するシーンが3回ほどありました。

 

試合は前半終了間際に、左サイド深くからのクロスをPA内で受けたキャプテン・ 山本絵美選手のゴールでニッパツ横浜FCシーガルズが先制し、64分に途中出場の 山守杏奈選手のカットインからのシュートを決めてオルカ鴨川FCが同点とし、1-1の引き分けに終わりました。

 

ちなみにオルカ鴨川FCの10番はなんと、2007年、2011年、2015年のFIFA女子ワールドカップ日本代表として有名な近賀ゆかり選手でした。ちなみに現在シーガルズキャプテンの山本絵美選手が出場していた2004年のアテネ五輪では、バックアップメンバーとして帯同していたようです。
現在35歳の近賀選手は今シーズンからオルカ鴨川FCに加入したようで、その前はメルボルン・シティWFCに所属していたみたいですね。
サイドバックとしてのイメージが強い選手なので、MF登録されているのは意外でしたが、どうやら2007年まではトップ下やウイングなど攻撃的なポジションでプレイしていたらしいです。
あと、横浜市戸塚区出身かつユース時代は横須賀シーガルズに所属していたようで、割とこの地に縁のある選手です。