Nの秘密…霧の彼方に!

愛の女神と平和の女神、改め、バーベナヘレナ
に連れていかれたNを追ってきたサトシたち、
不思議な泉でNを回復させる2人、
サトシは2人に話しかけようとしますが、サーナイトによって制止されます。
ここで2人が初めて声を出します。意外と若い感じの声ですね。
ゴチルゼルはサトシたちをサイコキネシスで帰そうとしますが、ここでNが、
サトシとピカチュウ、アイリスとキバゴの絆を2人に説明します。
バーベナポケモンにこれほど信頼されているなんて…」
彼女が今までどのような光景を目にしていたのかよくわかる台詞ですね……。
そして2人もポケモンの声を聞くことができるのですね。
 
屋敷に入り、サトシたちは人間を信用していないポケモンたちを目にします。
 
そしてNにN自身のことについて詳細を問うサトシとアイリス、
しかしここでデントは「話したくないなら話さなくていいです」
と言います。年齢の差ですね。
でもNは自身について話す決心をします。
 
 
ここでNの回想に
 
幼少期のNとNに抱きつくガーディ
バーベナとヘレナと共にいたサーナイトゴチルゼル
EDで異色を放っていたポケモンたちはここで重要な役目を持っていたのですね。
 
Nはとある儀式の最中にレシラムに遭遇します。
このとき、プラズマ団員の服装は既に黒いものとなっています。
……ここでは、水色のプラズマ団はなかったことにするのでしょうね。
 
その事件をどうにか生き延び、放浪の旅をした結果、
隠れ家を見つけたのですが、
Nはまた外の世界を、プラズマ団接触する危険を侵してまで見に行きます。
……ここで思いました、ウォーグル回に出てきたプラズマ団員のネーロとブランコは
Nも知らない新入りのしたっぱだったのですね。
プラズマ団のお尋ね人を知らないだなんて……。
 
ゲーチスの言うことが正しいならば、人間とポケモンは別れて暮らすべきである」
という台詞は、水色のプラズマ団に基づいていますね。
一応、その流れも汲むのですね。
 
 
シーンはゲーチスの方に移ります。
Nの拘束に失敗したという報告を申し訳なさそうな表情でするアンジー
なぜそこまでしてNを追うのかとゲーチスに問うアクロマ
そしてあまり多くを語らないゲーチス
個々の思いが表れていますね。
そしてアンジーは、また目的より研究を優先するのではないかと、
アクロマを睨んでいるようです。
 
 
ここのポケモンたちに向き合おうとするサトシ達の心、
それを汲み取ってポケモンたちに声をかけたピカチュウキバゴ、なぜかミジュマル
以外と早く慣れるマメパトシキジカ(夏)
それを見ている、バーベナとステラ。
ポケモンと心から触れ合うことのできる外の人間に驚いているようです。
 
 
プラズマ団のブラッドたちは、隠れ家への入り口を発見し突入、
ここでサトシたちはバーベナとステラによって真っ先に疑われます。
Nも含めた3人が、いかに人間を信用できない環境で育ってきたかわかるシーンです
 
プラズマ団の攻撃から、Nを守るゴチルゼル
そしてサーナイトは……サトシたちを守っている?
Nが信用している人間であるので、守ろうとする気持ちがあるのでしょうね。
 
サトシ「ここはオレとピカチュウに任せてください!」
「ピカ!」
「ミジュ」
ミジュマルは呼んでない……。
 
サトシくんたちにとってもポケモンは大事なトモダチ。
だから一生懸命守る。
全ての人間が優しいわけではない、
それでも、全ての人間が悪いわけではないんだ。
まるで自分達が人間ではないというような台詞、
この3人だからこそ言えることですね。
悪いものばかり意識してはダメだということ。メッセージ性が強いですねぇ。
 
 
ヤナップのタネマシンガンが、ジバコイルのマグネットボムに跳ね返され、
チャオブーは戦闘不能に。
……このシーンが次回に影響を及ぼす事になるとは、
放送時は思ってもいませんでした。
そしてプラズマ団ポケモンたちはみな戦闘不能になりましたが……。
ミジュマルはいつの間にかサトシのそばに退却していますね。(笑)
 
ここで再び霧が発生、プラズマ団を振り切ります。
Nたちと少し話しますが、すぐにNたちは消えてしまいます。
この霧は、ゴチルゼルの技だったのですね。
N「本当に そうなればなぁ……」
とても印象深い去り方ですね。
 
 
この回の脚本は、チェレン回を書いた面出さんでした。