10年以上食わず嫌いしていた漫画『ONE PIECE』にハマった話

7月22日は「ONE PIECEの日」だそうです。というわけで今日は漫画『ONE PIECE』に関する記事を投稿します。

少年漫画「ONE PIECE」を連載する『週刊少年ジャンプ』の発行元の株式会社集英社が制定。尾田栄一郎氏原作の「ONE PIECE」は、日本の漫画の最高発行部数など数々の記録を持つ国民的漫画。その連載20周年を記念するとともに、作品の魅力をさらに多くの人に伝えるのが目的。日付は連載開始の日(1997年7月22日)にちなんで。

一般社団法人 日本記念日協会 

私は当時中学2年生だった2009年8月から2020年になる今までの10年以上もの期間にわたって週刊少年ジャンプを読んでいるのですが、その2009年8月に連載が100話を超えていたような長寿作品は今から読んでもわからないと考えてNARUTO以外全てスルーしていました。(ちなみにNARUTOはアニメで見ていたため原作にもすんなり入ることができ、これこそが私がジャンプを読むようになるきっかけでした) その読み方を近年まで続けた結果、「ONE PIECE以外の全ジャンプ連載作品を読んでいる」という状態が私の常になっていました。

しかし世間が緊急事態宣言で外出自粛を余儀なくされた期間に、その尾田栄一郎先生の描く漫画『ONE PIECE61巻分が週刊少年ジャンプ+で無料公開されており、私はそれでONEPIECEを無料公開されている全603話を読み通し、今まで食わず嫌いしていたこの作品をすっかり好きになってしまったのでした。

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この記事を書いている時点では2020年5月31日まで無料とのことなので、まだ読んだことのない方は是非。自宅待機期間中であった4月末に書き出した記事だったのですが、脱稿まで3か月かかってしまいました。

 

というわけで、私がONE PIECEを読んで感じたことをこの記事にメモしておきます。

※この記事で言及している内容は1~61巻の全603話で描かれていたことが主で、62巻以降のことや単行本での尾田栄一郎先生のSBSなどの情報はほぼ私には入っていませんので、先の展開やSBSで既に覆ったり否定されたりしていることを言及してしまっているかもしれない点は予めご了承ください。

 

明日宮の個人的『ONE PIECE』感想 目次

 

アウトローな世界観とルフィの冒険

ONE PIECEを50話くらいまで読んでみてまず感じたことは、登場人物や世界観が想像以上にアウトローだということです。海賊をメインとした話なのである程度のならず者要素はあると思っていましたが、麦わらの一味側の言動からして想像以上にアウトローでした。この作品は今でこそ超王道作品という扱いですが、連載当初は比較的チャレンジングな作品だったのではないでしょうか?

そしてこの漫画のバトル要素としては、主人公のルフィが友達になった人の宿敵を代わりに倒していくという戦闘が特徴的ですね。(この辺の深い話は後述)

さらに偉大なる航路(グランドライン)に入ってからは、巨人の島だったり砂漠の国だったり空の島だったりと、まだ見ぬ世界を冒険していく感じが大航海時代という感じでとても楽しげでしたね。

ロロノア・ゾロという男

ONEPIECEの主人公はモンキー・D・ルフィですが、麦わらの一味の2人目のメンバーであるロロノア・ゾロという存在もかなり主人公らしい存在だと私は感じました。
強大な先達であるミホークに敗北したり、スリラーバークでルフィのダメージを肩代わりしたりと、私にとってはルフィよりジャンプ漫画の主人公感が強い印象を受けましたね。尾田栄一郎先生がONEPIECEを書くまでの発想段階において、ゾロが主人公の漫画が実はあったのでは?と思ってみたりします。

推しキャラはクロコダイル

ONE PIECEで1番好きなキャラクターは誰?」と聞かれたら私はクロコダイルと答えます。

クロコダイルが好きな理由としては、まずバロックワークスという組織が好きという点があります。男性メンバーはナンバリング、女性メンバーは日で示されるコードネームで呼び合い、それぞれ男女ペアで行動するという組み合わせが個人的好きポイントです。Mr.2 ボン・クレーが1人で男女両方という扱いになっているのも面白いですね。

そして表向きには王下七武海てして、裏向きにはバロックワークスのMr.0として暗躍するクロコダイルは、まずフックの義手と顔のツギハギというかなり海賊らしい風貌がとても好みです。悪魔の実「スナスナの実」の能力は、ただでさえ悪魔の実の呪いで海賊なのに泳げないだけでなく水にめっぽう弱いという海賊らしからぬ能力ですが、その分砂の国アラバスタを支配するにはぴったりな能力ですよね。そのスナスナの実の能力を用いて、ルフィを1度だけでなく2度も退けました。圧倒的な強さを持つ王下七武海としてルフィにレベルの差を見せつけたシーンにはシビれるかっこよさがありましたね。

キャラ再登場がかなり好きなので

私が漫画やアニメなどの要素で特に好きなもの、それは「過去に登場していたキャラが再登場すること」です。そのキャラが初登場時はそれほど重要キャラらしい立ち回りをしてない場合には、より一層嬉しく思います。

このONE PIECEという作品はその再登場要素が満載です。それを際立てているのが扉絵連載でサイドストーリーを描いているところですね。麦わらの一味が以前に出会ったキャラクター(主に敵が多いのも魅力的)のその後を連続した1枚絵とサブタイトルで描き、描かれたキャラクターの多くは後々本編に再合流するという流れは最高ですね。

私がクロコダイルさらにはバロックワークスの面々が特に好きなのは前述した通りなのですが、バロックワークスの面々もミス・ゴールデンウィークを主役とした扉絵連載「ミーツバロック」でその後が描かれ、カタギに戻ってカフェをオープンした面々と、大監獄インペルダウン行きが決まったクロコダイルなどの首領陣に分かれる所まで扉絵連載で描写されました。そして本編でルフィがインペルダウンに潜入した時、満を持してMr3が、Mr2が、そしてクロコダイルが本編に再登場したというわけです。(バギーも扉絵連載を経て本編再々登場) 私にとって最高の流れでしたね。

激アツなインペルダウン編からそのまま、さらに激アツなマリンフォード頂上決戦編に突入します。白ひげの大海賊団が集結した上に、海軍側には元帥・センゴクや英雄じいちゃんガープさらには王下七武海がいるという再登場&大集合要素も満載で私は最高に興奮しました。ONE PIECEで何編が好き?」と聞かれたら、私はアラバスタ編と迷ってマリンフォード頂上決戦編と答えると思います。
さらに個人的な思い出を言うと、ONE PIECEを読んでいなかった中学時代から、ルフィたちが空から戦場に落ちてくるシーンはよく覚えていました。何故かというと、1つは初めて買ったジャンプが2009年37-38合併号でチラ見したことがあったため、もう1つは当時の私が好きだったヘキサゴンファミリーである矢口真里とストローハットの歌う「風をさがして」がアニメOPとして用いられたときそのアニメーションにこのシーンがもちいられていたためです。この印象に残っていたシーンにクロコダイルもいたとは話を読み進めるまで気付いていなかった(当時はルフィとイワンコフしかわからなかった)ので、そう気付いた時は不思議な感動がありましたね。

マリンフォード頂上決戦編の特異性

ONEPIECEは主人公のルフィが友達になった人の宿敵を代わりに倒していくという戦闘展開が特徴的という話は前述しましたが、マリンフォード頂上決戦編はそれまでのバトルシーンとは大きく異なっています。それはルフィより強い人物が味方として活躍していることです。
ここまでのONEPIECEは基本的にルフィが最強キャラで敵のボスを倒してきましたが、マリンフォード頂上決戦編においてはエドワード・ニューゲートやマルコをはじめとする白ひげ海賊団の面々というルフィよりも強い海賊がルフィと同じ陣営で海軍本部や王下七武海を相手取って戦っているのが特徴的で、ある意味ONEPIECEらしくなく、それでいて非常に熱い展開でした。
主人公より強い仲間(特に上官ポジション)が強大な敵との戦いを引き受けるのはジャンプ漫画ではよくある王道展開で、私の読んだことのジャンプ漫画では『NARUTO』のカカシ先生や『ブラッククローバー』のヤミ・スケヒロなどがこのようなポジションで思い浮かびますね。(白ひげはどちらかというと三代目火影 猿飛ヒルゼンや魔法帝 ユリウス・ノヴァクロノに近い立場ですが) このような王道展開を500話台にしてようやくやっているのはONEPIECEの独自性があって面白いですよね。

スピンオフ作品『恋するワンピース』を先に読んでいたので

私はONEPIECEは全然読んでいたなかったのですが、週刊少年ジャンプ+で毎週金曜日に連載されているスピンオフ作品『恋するワンピース』を毎週欠かさず読んでいました。

 

https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156643966517shonenjumpplus.com

 この漫画は、ONEPIECEネームを持つ山本海賊王(ルフィ)くんと小山奈美(ナミ)ちゃんのラブコメなのですが、そこにもう1人のONEPIECEネームを持つ高校生でONEPIECEが大好きな中津川嘘風(ウソップ)が入り込んできて無茶苦茶やる漫画です。
その嘘風の常軌を逸した言動が私のツボに入っていて、私はONEPIECE要素をほとんど理解しないまま大笑いしながら楽しんでいました

そしてこの度ONEPIECE原作を読んだら、「これは『恋するワンピース』で出てきたあれのことか」という感想を抱くことが多々ありました。さらに私はONEPIECE原作を読んだことで、この漫画で出てくる細かいONEPIECEネタも理解できるようになり、より一層『恋するワンピース』を楽しめるようになったのでした。

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第33話にはクロコダイルに憧れる校長先生が登場していて、クロコダイルというキャラクターが存在することは原作を読む前から知っていたのですが、原作を読んだら校長先生の言うクロコダイルのかっこよさがよく感じ取れました。

 

 

 

以上です。

ONEPIECEを600話分読んだことで世界観と登場人物を理解した私は、週刊少年ジャンプ本誌でもONEPIECEが掲載された号ではすぐに読むようになりました。これにより私はジャンプを読み始めてから11年近く経った今ついに、週刊少年ジャンプに現在進行形で連載されている全作品を読んでいることになりました。しかし現状では間300話ほどが抜け落ちている状態なので、電子単行本を買うなどして補完したいと思います。

これからもONEPIECEをはじめとする週刊少年ジャンプの各作品を楽しんでいきたいと思います。