アニポケ歴代OPに使われているポケモン用語・そしてカラオケにて
先日の「歌唱王」という番組で、ポケモンAGのオープニングである
「バトルフロンティア」を歌った方がいました。もうAGの曲も10年前の曲で、こういう
番組でも歌われる懐かしアニソンになってしまうのか……としみじみ感じました。
ため、「ポケモン」という単語はあまり使いにくいのかな……と考えました。
(そんなこと全く関係ないのかもしれませんが。)
ここでふと私が思ったのは、アニポケのOPでも、「ゲット」などのポケモン用語が
という印象があるなと感じたので実際に、アニポケの歴代オープニングそれぞれにポケモン用語が何個あるのかを数えてみました。
技や特性の名前をわざわざひらがなにして歌詞にしているものなど、ポケモンに
出てくる用語をそのままの表記で歌詞にしているものとしました。
定義とか細かい個数とかは正直どうでもいいです。(笑) 多いか少ないかさえわかってもらえればOKです。
ライバル!
バトル ほえる はねる そらをとぶ トライアタック メガトンパンチ
バトル ほえる はねる そらをとぶ トライアタック メガトンパンチ
にらみつける ゆびをふる はっぱカッター でんこうせっか
バトル ポケモンバトル 23個
OK!
GET からげんき 2個
GET からげんき 2個
Ready Go!
0個
ポケモンシンフォニックメドレー
(歌詞無し) 0個
バトルフロンティア
バトル 1個
バトル 1個
スパート!
0個
Together
とっておき ふくつのこころ テンガン山 ゲット ひみつきち
バトル アクアジェット きりばらい ロッククライム
バトル なつきチェッカー クイックボール マルチバトル
バトル アクアジェット きりばらい ロッククライム 17個
とっておき ふくつのこころ テンガン山 ゲット ひみつきち
バトル アクアジェット きりばらい ロッククライム
バトル なつきチェッカー クイックボール マルチバトル
バトル アクアジェット きりばらい ロッククライム 17個
※「根性」は漢字表記のため、カウントには入れていません。まぁ「しゃかりき なりきり はりきり」
みたいに2/3がポケモン用語なら良いとして、「ゆうじょう あいじょう こんじょう」というこんじょうを
入れたいだけの歌詞にするのはなんだかおかしい気がしますので漢字表記なのでしょう。
0個
やじるしになって!
0個
夏めく坂道
(追い風) 0個
※ここも漢字表記のためカウントせず。
V メガV
ドラゴン ゴースト じめん ひこう どく むし みず でんき いわ くさ あく
ドラゴン ゴースト じめん ひこう どく むし みず でんき いわ くさ あく
こおり ノーマル ほのお かくとう はがね エスパー フェアリー ×3 54個
※2番の「オーバードライブ」は、一応レシラム・ゼクロムに関係する用語ではありますし、
映画の関連もありますが……それを指しているかは後述の理由からも
微妙なのでカウントから外しています。Tくんなら意識してはいそうですが。
バトル きしかいせい ゲット 13個
こんな感じでした。とりあえずシリーズごとにコメントしてみます。
無印前半は最初かつまだ90年代後半なのもあり、用語がとても多め……という印象
がありますし、めざせポケモンマスター!は実際そうなっています。
しかしライバル!は、個数だけで見れば技の名前の連呼で非常に多くなっていますが、1番2番共にAメロにしかポケモン用語は登場していません。
だからこそ、サビがやたらクールだな、と感じることが多かった気がします。
無印後半の金銀編になると、一転してポケモン用語が激減します。OK!なんかは
多そうに見えて2個だけ、Ready Go!に至ってはもう0個です。後者の曲は、これも
無印の曲なのだなと後から驚いた気がします。
アドバンスジェネレーションになって最初のアドバンス・アドベンチャーはかなり多い
イメージでしたか実際に数えられたのは4個と少なめ。それも1番だけでした。
それでもその4つはルビー・サファイアでの新要素がそのまま歌詞になったもので、
世代最初のオープニングらしいものとなりました。
しかしAGはチャレンジャー!!以降、クールさの中の熱さ、といった感じの曲が
多く、ポケモン用語を入れるような直接的な歌詞はあまり見られませんでした。
タイトルにも関わらず序盤のバトル1個だけ、スパート!は0個でした。
このクールさは、結構歌っていて気持ちいいし、上手く歌えれば非常にかっこいいと
思います。だから歌唱王に出ていた彼の選曲も納得です。ちょうど私の世代が
小学生だったころの曲でもありますし、結構好きなのです。
ダイヤモンドパールはAGとは一転して、楽しい感じのOPたちでした。
Togetherはアドバンス・アドベンチャーの、ポケモン用語が非常に増えたバージョン
のような感じで、新しい技や特性、新要素をたくさん歌詞にしていました。それでも
2番にポケモン用語が登場するのは意外にもサビだけでした。ハイタッチ!は
サトシとヒカリによるデュエットキャラソンなので非常に多そうに思えて、意外にも
出ています。そしてサイコー・エブリデイ!はTogetherと同じような感じでまた
ポケモン用語をポンポンと入れてきます。しかしこれも2番はほとんど無しでした。
DPのOPは楽しい感じの曲である印象です。特にTogetherとサイコー・エブリデイ!
はカッコ内の歌詞が多いなど、カラオケで横から口ずさんだり追いかけたりしやすい
要素が詰まっていて、カラオケで盛り上がりやすい曲なのではないかと思います。
デュエットのハイタッチ!も結構面白く歌えそうです。
ベストウイッシュは再びクールで熱い方面に一転します。ベスウイの3曲は直接的なポケモン用語を全く含んでいませんでした。それはベストウイッシュ!という直接的なタイトルでもそうで、当時の私は「用語をむやみに使わない」ことにかっこよさと
感動を感じて、それも私がベスウイを愛するに至った要因の一つであると言えます。
だからここまでの文章でも、「クール」という言葉を褒め言葉で何度も使っている
のです。そして夏めく坂道の今までと全く異なったテイストのOPにも非常に惹かれて
いたのですが、その話は前に書いたこの記事にて。
最後は今のXY。V・メガVはタイプ連呼で個数が凄まじいことになっています。(笑)
これはフェアリータイプという新たな重大新要素を良くアピールできていて
素晴らしいと思います。個数は凄まじいですがタイプ以外のポケモン用語は無し。
使われています。(オーバードライブをカウントしなかったのは2番に他の用語がないからです。)
そして今のXY&Z、まだフルの歌詞はわかりませんが、アニメサイズだけで既に8個
歌われる可能性は結構あるかと思います。
1月30日に追記
2番にも特性2つとひらがな表記の「いちげきひっさつ」が登場し、
フルサイズでは13個という、かなりポケモン用語が多い歌詞となりました。
かなりキャラソンらしさを前面に出した1曲ですね。
以上、ポケモン用語という観点でアニポケの歴代OPを語ってみました。
ポケモン用語が多いと、昔ながらの「アニソン」という感じが強くなると感じ、
少ないとクールにかっこよく決める曲だという印象を私は受けます。
世界観やサトシの冒険を良く表わしている名曲だと思います。少し前までは私は
断然クール派でしたが、最近は楽しさ重視の曲も相当好きになれているので、
最後に、もっとアニソンっぽい、ニチアサっぽいポケモンの曲を歌いたい、
もっと「ポケモン」と叫びたい、と思っている方へ、とっておきの曲たちを紹介します。
ポケモントレッタの5曲です。これも結構かっこいいですし、
JOYSOUNDならば公式のムービーと共に歌えるので、
カラオケ仲間に「何だこのポケモンソングは!?」と思わせることが可能です。(笑)
私が一番好きなのはGo!で、出だしが非常にクールなのです。(結局クール好き)
最新曲「ポケモントレッタアルティメットZ!!!」、
この曲はGero・湯毛・鈴木ぷよ・川西ゆうこによる男女混合4人ボーカルで、
JAMProjectに負けないかっこよさを持っていると私は思っています。
アルティメットが公開2週間以内で収録されていた機種もあったので、
そろそろZもカラオケで歌えるようになると思います。