進撃!巨人中学校 ~原作の台詞をコミカルに交えて~

実は昨冬、進撃の巨人の劇場版総集編を上映していた頃、TOKYOMXで
進撃の巨人再放送していたのでなんとなく見てみたところ、ハマってしまった私。
原作はあまり読んでいないので、続きがアニメ化されるのはいつになるかなと
思いつつ待っていたら、7月からスピンオフ作品である「進撃!巨人中学校」のアニメ
が放送開始となりました。(原作と同じ別冊マガジンで連載してるってのがすごい)

私が進撃の巨人にハマった理由は、その一時期の話題性(それを失速させないため
にもここでスピンオフを放送するのは有効かもしれませんね。)はもちろん、
第1話で主人公が覚醒しないどころか母親が殺されてしまうという、王道とは完全に
かけ離れたストーリー、戦闘の際の死の恐怖(ここはワートリとは真逆。こっちも好き)
などなど色々ありますが、なんといってもキャラクターが好きなのです。特に
ペトラ・オルオ・グンタ・エルドといったリヴァイ班の面子が、ワイワイ楽しげなのに
めちゃくちゃ強いという感じが好きだったのですが……え……みんな死んだ……。


そこで始まったこの巨人中学校、原作では非常にシリアスなキャラたちが、
中学生として楽しく賑やかにしている姿が非常に見てて楽しくなってきます。
ここでは前述の旧リヴァイ班組が、2年生として頻繁に登場するという、
とても嬉しい内容となっているのです!!他にも駐屯兵団のリコさんが、
壁美化部の2年生として頻繁に登場しているのもなんだか嬉しいです。
104期生のうち、メインの12人はもちろん、すぐに死んでしまったマイナーなキャラ
まで1年4組の生徒として描かれているなど、原作でほんの少しだけ出てた人までちゃんと役を持って登場するというだいぶマニアックな部分もあって楽しいですね。
憲兵団のヒッチやマルロも、生徒会としてちらっと出ていたり、
イルゼ・ラングナーが新聞部として体育祭の実況を担当していたり……。

そしてもう1つのこの作品の面白いところは、頻繁に原作で存在した台詞を
コミカルな場面でそのまま使っているというシュールさにもあります。
エレンの名ゼリフや叫びが唐突に使われたりしているやつですね。
個人的には、飼ってるソニービーンに食われそうになるハンジさんに、
「生き急ぎすぎです!」と叫ぶモブリットが頻繁に見られるのがツボでツボで。

こんな感じで進撃の巨人のキャラたちが面白おかしく楽しそうにしているのが
非常に見てて嬉しくなってくるのです。
ちなみに30分の枠のうちアニメの部分は16分で後半は声優たちによるバラエティ。
そういえば雨色ココアも後半というか大半は声優たちのトークですね。アニメ制作
する労力も減りますし、そもそも最近は声優が人気ですからね。
登場しているのは、エレン役の梶さん、ミカサ役の石川さん、アルミン役の井上さん
それにベルトルト役の橋詰さん。なんでベルトルト……って思いましたが、この先の
原作の展開を考えるとまぁ……。割とまだアニメ化されていない原作の先の部分の
要素も入っていますよねこのアニメ。そもそもユミルはアニメでは本名が公開されて
おらず、「そばかす」とエンディングのテロップに出ていたはずでしたし。
そしてサシャ役の小林ゆうさんも別コーナーで登場しています。

こんな感じで今クールの後半もこのアニメを楽しんでいきます!