メガシンカ、それは絆の力の理想形 ~コルニとルカリオ~ 後編
ちょうど1周年の日です。9月末という時期も重なり、
ポケットモンスターXYの1年目の区切りとも感じられた回ですね。
一連のストーリーに関する文章の後編を公開したいと思います。
前編はマスタータワー回1周年記念と言ってはいましたが、
実際マスタータワー回を含めた部分はこちらの文章に入っています。(笑)
5、シャラジムリーダーのコルニとして
ジム戦前夜の騒ぎでベールを脱いだコンコンブルの巻き物が大したことない
内容であったように、ジムリーダーとしての役目・在り方は人に教わって
得るものではなく、自分で見つけ出すものです。シャラジムでのコルニは、
サトシの友達でありライバルでありながらも、自分が見つけたジムリーダーと
いう役目をしっかり果たしていたと思います。まず、作戦をコロコロ変える
サトシを険しい表情で叱咤したことは、トレーナーの壁となり、糧ともなる
ことが求められるジムリーダーとしての責任があるからこそできたことでした。
次に、常に横にいたルカリオをジム戦では敢えてコジョフーやゴーリキーと
同じようにモンスターボールに収めていたことからは、挑戦者の壁として、
模範としてポケモンを繰り出すというコルニなりのジムリーダーとしての
在り方が良く現れていたと思います。このコルニの辿り着いたジムリーダー
として役目・在り方はおそらく、サトシと一度別れた後に自分で気が付いた
ものでしょう。以前のコルニなら、とにかく勝つことを重要視し、作戦など
気にもしていなかったはずです。絆の力がメガシンカという理想形に辿り着く
ということは、トレーナーとポケモンが単にバトルに強くなるだけでなく、
精神的にも大きく成長するということと同時進行で起こることなのです。
内容であったように、ジムリーダーとしての役目・在り方は人に教わって
得るものではなく、自分で見つけ出すものです。シャラジムでのコルニは、
サトシの友達でありライバルでありながらも、自分が見つけたジムリーダーと
いう役目をしっかり果たしていたと思います。まず、作戦をコロコロ変える
サトシを険しい表情で叱咤したことは、トレーナーの壁となり、糧ともなる
ことが求められるジムリーダーとしての責任があるからこそできたことでした。
次に、常に横にいたルカリオをジム戦では敢えてコジョフーやゴーリキーと
同じようにモンスターボールに収めていたことからは、挑戦者の壁として、
模範としてポケモンを繰り出すというコルニなりのジムリーダーとしての
在り方が良く現れていたと思います。このコルニの辿り着いたジムリーダー
として役目・在り方はおそらく、サトシと一度別れた後に自分で気が付いた
ものでしょう。以前のコルニなら、とにかく勝つことを重要視し、作戦など
気にもしていなかったはずです。絆の力がメガシンカという理想形に辿り着く
ということは、トレーナーとポケモンが単にバトルに強くなるだけでなく、
精神的にも大きく成長するということと同時進行で起こることなのです。
6、メガシンカせずとも、絆と力の理想形はここに
コルニの話から外れてしまうのですが、ここで1つ疑問が出てきます。
「サトシは何故、ジム戦でコルニに勝てたのか?」ということです。
もちろん、サトシのルチャブルとヒノヤコマがタイプ相性的にコルニの
コジョフーとゴーリキーに圧倒的有利であったことは明白でした。
しかしサトシの2体のアドバンテージを一瞬で無にするほどの強さである
メガルカリオにピカチュウが勝利したことは簡単なことではなかったはずです。
以前、メガシンカしていなかったり、メガシンカの力をコントロールできていなかったりした状態のルカリオに2度負けている上に、リズム戦法が上手くいかなかったことにより、前回対戦時と比べてもそれほどの成長を見せてもいないピカチュウ。
「サトシは何故、ジム戦でコルニに勝てたのか?」ということです。
もちろん、サトシのルチャブルとヒノヤコマがタイプ相性的にコルニの
コジョフーとゴーリキーに圧倒的有利であったことは明白でした。
しかしサトシの2体のアドバンテージを一瞬で無にするほどの強さである
メガルカリオにピカチュウが勝利したことは簡単なことではなかったはずです。
以前、メガシンカしていなかったり、メガシンカの力をコントロールできていなかったりした状態のルカリオに2度負けている上に、リズム戦法が上手くいかなかったことにより、前回対戦時と比べてもそれほどの成長を見せてもいないピカチュウ。
に置き替えて考えてみることにします。
まず1つはやっぱり、そこがジム戦という特別な場所であることです。
サトシとピカチュウはどんなバトルでもいつも全力ですが、今までの歩みを
見ればわかるように、ジム戦ではいつもの全力以上の力を出しています。
敗れていったルチャブルとヒノヤコマの思い、そして目の前にいるのは
とても強いメガルカリオだということ、それらはサトシとピカチュウの心を
熱くし、全力以上の力を出させるには十二分の状況だったのでしょう。
そしてもう1つ。これまた単純なことのようですが、サトシとピカチュウの
絆の力が最大限に発揮されたということです。絆の力の理想形がメガシンカ
であるといっても、ピカチュウがメガシンカをすることは不可能です。
だとしても、サトシとピカチュウの絆の力は、メガシンカという形には
ならずとも最高級の理想形になっていることは間違いありません。
その絆の力が、ピカチュウのパワーを最大限まで上げたのです。これが、
ピカチュウがメガルカリオと対等に戦い、勝つことができた一番の理由である
はずです。つまり、サトシとピカチュウは、メガシンカという形にはならない
けれども、絆の力をフルパワーで使うことができるということなのです。
登場キャラクター1人1人もとても好きになれる存在でしたが、それよりも様々なことを深く考えてみたくなったこのストーリーはとても素晴らしいものでした。
私は基本的に、アニポケをキャラクターから好きになるので、
今回もコルニが好きで文章を書き始めましたが、最終的にはメガシンカという
深い題目に触れた文章を書くことになっていきましたね。
最後に、今後のアニメでのメガシンカの描かれ方について、私の予想を少し話して
終えたいと思います。まず、メガシンカの力を使う「もう1人の主人公」としてコルニがが登場しました。さらに、「最強メガシンカ」という別ストーリーでもアランという、
メガリザードンXを使う別の主人公を出しています。これらと、前述のサトシと
メガリザードンXを使う別の主人公を出しています。これらと、前述のサトシと
これからのサトシの姿に、大いに期待したいと思います。
さらに、メガシンカをどんどん使っていくという真逆の立場のアランも、
どのように描かれていくのかとても楽しみですね。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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以上が後編でした。元は1つだった文章を2つに分けてしまったので、こちらは
正直言うとこのシャラジム回を見て、「あの状況でサトシは勝っちゃうのか」と
感じたので、この結果に至った正当な理由を私なりに突き止めようとして
色々と考えた結果が、6章に書かれています。
(サトシが負けて再戦、という展開にならなかったのは、コルニ編を2か所で間延びさせることはできなかったからなのかな……?)
そして7章に書かれている、「サトシはメガシンカを使わない」という結論は、今でも
私がアニポケXYを見ていく中で私の中で大きな意味を持っているのですが、
「メガゲッコウガなら一応アリかな……?」とも思ってはいました。
……意外と私の期待に応えた展開になるのかもしれませんね~。
(メガシンカの'絆'とは違ってカタカナ表記なのも気になるところ。)
あと、アランとのサトシの対称を描いてほしいという期待は、叶いそうですね。
とにかく、ずっとブログに載せたかった文章を載せることができてよかったです。