ワールドトリガー第41話「生意気な新人」 ~荒船哲次・笹森日佐人~

8月9日に放送された回で、
原作でいう第89話から第90話、第91話の途中までにあたる部分でした。
VS諏訪隊&荒船隊のバトルシーンもたった2話で終わってしまうのか……
と思ったら、原作でもランク戦は3話と半分の長さだったのですね。
ランク戦はものすごく密度が濃くて、なんども読み返してしまうので
とても長い話数に及んでいたような気がしてしまうのです。

あと、「生意気な新人(ルーキー)」というサブタイトルは、
荒船さんの「クソ生意気な新人だ ぶった斬ってやるぜ」
という台詞からきていて、とてもかっこいいと感じました。


タイトルコールの直後、緑川が遊真にグラスホッパーの使い方を教えたシーンが
オリジナルで追加されていましたね。おまけコーナーで千佳も言っていましたが、
たった1日で攻撃やフェイントにまで使いこなす遊真はやっぱりすごい……!!

そして荒船さんの抜刀シーンはやっぱり激熱でした。
荒船さんがアタッカーをやめた理由が明かされるのはまだ後ですが……、
ここでちょっと書いてしまいます。ちょうど最近、ワートリの公式Twitterで、
「オールラウンダーの定義はアタッカーとガンナーの両方で6000点以上」
という回答がツイートされていました。
アタッカーからオールラウンダーを目指すなら普通は当然、ガンナーに進む
のでしょうが、荒船さんは敢えてスナイパーに進んだので、どちらも8000点を
超えてもオールラウンダーと呼ばれることはありませんでした。
それは'他の万能手とは違う完璧万能手になりたい'という荒船さんの思いから、
普通にオールラウンダーと呼ばれるルートは避けたのですかね?
結果的に、アタッカーを辞めた理由に関して鋼くんに関する色々な憶測が
飛び交ってしまうちょっとかわいそうな事態になってしまいましたが。

あと、大規模侵攻編から少しずつ活躍を見せていた笹森くんが、
穂刈を追うシーンで、挑発されても落ち着いて自分の役割を果たすという、
とても成長した姿を見せました。
作戦会議中の諏訪さんの「白チビを2秒止めろ。オレたちがふっ飛ばす」という
笹森くんへのちょっとギャグっぽかった台詞が、
ちゃんとした形で実現していたのもよかったですね。
結局は千佳の射線も何もおかまいなしの砲撃で失敗に終わりますが……。


結果は玉狛第2が6得点で勝利。
このとき皆のトリオン体ではない服装が見られました。
半崎くんの黄色い服、そして諏訪さんの迷彩柄の服が印象に残りましたね。