こわいイエのおもてなし！ ～3段構えのネタばらし～

薄気味悪いところにある公園で迷っているシーンからスタート。

この公園は、ゲームではミアレシティから14番道路に出てすぐのところにある

公園ですね。普通の公園なのに、誰も遊んでいない上にBGMが怖くて……。

5月14日に放送されたこの回は、ニャスパー回に次ぐXY2回目のホラー回でしたね。

今回はタイトルコールが鬼太郎仕様になるということはありませんでしたが。

怪奇現象に対してのリアクションが1人1人かなり違っていて楽しかったですね。

サトシは、いい塩梅に怖がったり話を進めたり……って感じでした。

セレナちゃんは怖がるけどついつい怖い話を自ら口にしてしまう……。

ニャスパー回でも言っていた「言うんじゃなかった。」がまた見られました。

シトロンは科学で証明できるものしか信じない、と言いながらめっちゃ怖がりです。

それにしてもゴーストタイプのポケモンって科学で証明できるの？

ユリーカちゃんは全然怖がらない！むしろ面白がって楽しんでいます。

食事後の話の大まかな流れとしては……

コールさんが突然リアルな怪談を始め……その後ネタばらし。

そして屋敷に奇妙な現象が起こり始めますが、

それもコールさんがゲンガーたちと組んで起こした「おもてなし」だとばらします。

その後、落とし穴が発生してシトロン以外が地下室に閉じ込められ……、

その後そこで見つかった手帳を読んで、この屋敷の真実(?)が発覚。

そしてここでびっくりな表現。

写真の裏に07/14/1758という日付が書かれていました。

それが今から200年以上前って……

つまりサトシたちが生きているのは1956年以降ということですね。

……年号とかアニポケからすると誤魔化したいものな気がしたので。

コールさんは本当は幽霊だった……というのがこの話の見かけのオチですが、

これも実は怖がらせるための作り話だったのだと私は思っています。

地下室も手帳も写真の日付も、全てコールさんとゲンガーたちの仕込みで、

3段構えのこわいイエのおもてなしだったのではないのかな……と。

その後ロケット団がこわいイエにやってきたことと合わせて考えると、

コールさんはいつもいつもそうやって旅人を怖がらせているのではないのでしょうか

それは自分が幽霊だからとかではなく、自分の楽しみとしてなのだと思います。

そして最後まで怖がらずに楽しんでくれたユリーカちゃんには、

こっそり真実を告げて記念撮影をしてあげたのだと思います。

ゲームでは、ミアレシティでのホラーイベントと繋がりがありそうとはいえ、

真実はよくわからないこの怖い家でのイベント。

それをアニポケなりにアレンジして、とても楽しい回でしたね～。

ゲンガーが満月の夜に影を踊らせるなどといった、

図鑑通りの怪奇現象が起こっていたのも良かったです。