手をつなごう ~生きてることの喜び 今忘れちゃいけない~

去年の「BGM・主題歌総選挙」でのアニポケ主題歌編での私の‘一言’コメント。
前の2曲でも暴走を見せた私ですが……もう1曲凄まじいものが残ってます。
最後はもちろんあのエンディングです。
 
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ポケモン好き。特にポケモンに出てくる人間キャラが大好き。
そんな私は2013年4月25日、このEDに私という存在の全てを感じました。

 


ハナコとテレビ電話で話すサトシ、ポッドと携帯電話で話すデント。
ショウブとオババサマに手紙を送ったアイリス。
そこだけでももう失神モノの感動なのに……その後のシーンで……! 


アララギ博士「アララ?サトシくんたちはもう、カントーへ向けて出発しちゃったわよ?」

ベル「えー!?そんなそんなぁ~!」ライブキャスターを付けて、

「ぐすん。みんなぁ、サトシくんたち、カントーに行っちゃったみたいよ!」

カベルネ「こっちはBクラスソムリエールの資格を取ってデントに近づくために
勉強してんのよ!やかましいテイストね!!もう少し待っててちょうだい!!」

ケニヤン「よし、わかった。とりあえずオレはすぐにベルのところに行くぜ!」

ラングレー「わかったわ。」ライブキャスターを切って
(アイリス、あたしに倒される前にどこ行ってるのよ。会いたい……。)

 

そんなやり取りが一瞬にして聞こえてきました。
あっという間に旅立ってしまったサトシ・アイリス・デント。
ベル・カベルネケニヤン・ラングレーの心の根本にあることは「また会いたい。」という想いです。Bクラスのソムリエールに昇級して、少しでもデントに近づいてまた会いたいという想いを抱えて熱心に勉強しているカベルネ。アイリスにまた会って、アイリスを負かすことを叶えるにはどうすればいいのか、青空を見上げて考え、想いを心の中で燻らせているラングレー。私の大好きなこの2人の想いは特に強烈に伝わってきました。
そんな私にとって最高なこのシーン合わせてある歌詞はなんと、[生きてることの喜び 今忘れちゃいけない] このシーンとこの歌詞の合わせ技で私は、歌詞の通り「ここまで生きてきてよかった。」と強く感じました。

 

 

その後バージル・コテツ・シューティー・Nといった重要な仲間たちも登場し、様々な思い出を思い出しながらサビへ!そして、サビの2巡目が……!

シンジ・シゲル・ケンジ・ヒカリ・アイリス・サトシ・デント・
タケシ・ハルカ・マサト・カスミ・
バージル・シューティー・コテツ・ケニヤン・ベル・カベルネ・ラングレー

総勢18人による、横並びのシーン!!BWのライバルキャラたちが勢揃いしたのはもちろん、過去作の重要キャラたちまでもが横並びになって手をつないでいるという、もはや伝説級のシーンです。それぞれのすぐそばには、それぞれの相棒ポケモンがいて、これもまた様々な思い出を掘り起こしてくれます……!

 


そして、地球規模、円になってみんなで手をつなぐ。先ほどの18人に加え、序盤に出てきたオーキド博士やショウブなども加わっています。そしてなんと、ルークもこのシーンでだけ登場しているという素晴らし過ぎる勢揃い!!そして電波通信のようなエフェクト……?

 


 

このエンディングには、通してテレビ電話・携帯電話・手紙・ライブキャスター・写真といった、遠く離れた人との距離を縮めてくれる技術が登場しています。その上で、直接手をつなぐという、技術とは対照的なシーンもあります。この両極端な表現から伝わってくることはもちろん「離れていても心は繋がっている。」ということなのだと思います。

 


この曲をフルで聴くともっと詳しくなって、「別々の道を歩むことになった仲間もいるけれど、想いは繋がっている。だから前へ進もう。」ということが伝わってきます。
しばらくの間お互いに会えないかもしれないサトシをはじめとする皆。
会いたいという想いも持ちながら、心で繋がっているからこそ頑張れる。
心と心の手をぎゅっとつなぐ。そんな曲なのではないかと思っています。

 


無限に深い歌詞とアニメーション。BWの人間キャラ、特にライバルキャラに今までになかったほどにスポットライトを当ててくれたこと。そして、なによりもやっぱり特に愛している、ラングレーちゃんとカベルネちゃん、この2人を出してくれた、ただ1つの地上波アニポケ主題歌であるということ。
このような最高な要素に溢れているこのエンディング。
この曲はもう、私の全てなのです。

 

 

 

 

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1681文字。この文字数はしばらく身内でネタにされましたw
妄想に暴走を重ね「通信と心の繋がりの対照」とか不思議なこと言いだしてますしw
 
特にランアイの切なさがとてつもなくて……。
アイリスちゃんを前にすると強気な態度で接するラングレーちゃんですが、ひとたび会えなくなったことに気付くと……その想いが込み上げてきて……。
 
このエンディングは語り始めるとキリがないですw
それほど大好きなエンディングでした。
予想より1年早くBW世代が終わることとなり、出番を失ったBWライバルズ、私はこのまま悲しみを背負うのかと苦しんでいましたが、ここでの救済。
このエンディングはまさに私が最高にすがれる場所なのですね。
 
古賀一臣さんに本当に感謝です!!!
 
 
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