THE LAST -NARUTO THE MOVIE-

12月から公開されている劇場版NARUTO「THE LAST」。
見に行こうと思っていたら年を跨ぎ、期末試験期間に突入し……で見られず、
ついに昨日、地元の映画館での公開最終日だということで慌てて見に行きました。

先着順なのでもう無くなってしまったと思われたオフィシャルムービーガイドBOOK
「秘伝・列の書」が残っていたのはとてもラッキーでした。(郊外の映画館だから?)


感想は、昨日Twitterに書いたものを直しつつ箇条書きにして済ませます。

・映画が始まってすぐのNARUTOの世界観を解説したみたいなナレーションが
自来也の声でまずそれに感動しました……!
そういえば回想シーンでちゃっかりペインの声も出てましたよね……w
あと、私のお気に入りであるイズモとコテツ(飛段・角都と戦ったから)も
映画に出ていましたし、列の書にも載っていたのはとても嬉しかったです~!

・夢を交えた回想シーン……
時間が何度も行き来して、ものすごく印象的に表現してきましたね……。
意外だったのはこの一連の流れでナルトがヒナタの想いを知ってしまうこと。
そして一番の急展開はやっぱり、
中盤でナルトがヒナタに好きと伝えたことですよね……!

・そうか……なんやかんやで、食材としてはヒナタが嫌いな'蟹'が意外にも
ナルヒナに重要な役割を果たしていたのですよね……w
ヒナタとの思い出をナルトに泡の幻術で思い出させたり……。

・幻術といえば、中忍試験あたりでは注目されていたけれども、
今や完全に忘れてしまいそうだったサクラが幻術に強いという設定。
これが泡玉のシーンで再び描かれていたのはおおっってなりましたね。
あの頃はサクラが幻術使いになるルートも想像されたのでしょうね……。
13年前のNARUTOファンブック『秘伝・兵の書』(6年前に中古で買った)を
見てみると、「サクラの必殺幻術大募集!!」というファン参加コーナーがあって、
やっぱりこの頃のサクラは幻術の方面に期待されていたのだなぁ、と。
この頃はカブトのくらいしか医療忍術が出てませんでしたし。

NARUTO終盤はスケールの大きい戦いがメインでしたが、THELASTでは傀儡との戦いなどで忍の基本である体術が結構使われていたのもよかったですね~。
シンプルだけれどもかっこいいです。
傀儡というとチヨやカンクロウ、サソリといった砂隠れの忍が使っているイメージ
ですが、もともとの起源は大筒木なの……?

・トネリって目が無い状態で生まれてきたのですか……。それにしても、妹のためとはいえその手で目を取り返せるヒナタ……あんなに可愛くても忍なんだな……。

・トネリの声優はワートリの烏丸先輩や暗殺教室の殺せんせーと同じ、福山潤さん。
基本的にはイケメンでかっこいい感じ、だけれども、一族の教えを妄信するあまり、
歪んでいってしまったのだなぁ……と感じました。
最後はハムラの真意を知って反省し、罪を償うために月に残ったトネリ……。
でも1度、地球に一緒に行かないか、とヒナタたちに誘われたとは……!
根っからの悪人ではない、と、ヒナタたちは感じられたのでしょうね。

・エンディング直前、
ナルトがヒナタに言った言葉が「大好きだ」とかじゃなくて「ありがとう」だったのは、
かつてサスケがサクラに言った「ありがとう」にも
「好き」という意味が含まれていたことを示すためだったのかな……?
まぁ、中盤で「好きだ」って言ったら「さよなら」って言われたのだから、
同じことは言わないとは思いましたが。



という感じで、第四次忍界大戦から2年後のNARUTOの世界を描きつつ、
ナルトが真面目に恋について考えるという、素晴らしい映画でしたね~!